2014年1月25日土曜日

PCカードスロットを活かしたReadyBoost

ボロノートPC(といっても一番利用頻度は高い)Let's note CF-W5 をXPにして使っていたのを、
XPサポート切れ対応の為、リカバリディスクでVistaに戻してみたところ、ハードディスクへの
スワップで半フリーズ状態を早速体験した。

そこで、Vistaになったので、早速ReadyBoostを!と喜び勇んで、Class10のSDカードをCF-W5に
挿した所、残念なお知らせが...

このデバイスには、システムの高速化に使用される必要なパフォーマンス特性がありません。

他のVista機ではReadyBoostの実績のあるSDカードなので、SDには問題無いハズ。
念の為、CrystalDiskMarkで測定してみた。


シーケンシャルリード/ライトでまず10MB/s出てないというのはさておき
(ReadyBoostには関係無いと思われるので)
webで他のSDカードの測定結果を見るにつけ、異様に512Kランダムライトが遅い。
(そして4Kのランダムライトは異様に速い)

Wikipedjaによれば、512Kランダムライトが1.7MB/sは出てないといかんらしい。
W5Lならいけたという話もあって、SDフォーマットしたり、再テストも何度もやったが、駄目。

結局、空いてるPCカードスロットを活かして、出っ張り無しでReadyBoost実現を目指すことにした。

CF-W5のPCカードスロットを使ったことが無いのもあって、まずは素性を知ろうと仕様を
見てみると、「CardBus対応」とある。今回初めてCardBusというものを知った(恥)のだが、
理論値132MB/sらしいので、あえてCardBusを選んでるカードなら速いハズだと
思い込むことにする。

CardBusでReadyBoostの実践例としてはコンパクトフラッシュ(以下、CF)を使ったものが沢山出て
くるのだが、CFはReadyBoostの公式対応では無いらしく一工夫要るみたいだし、
4G程度の高速なCFを持ってないので、CF本体も合わせて買わないといけない、
もし失敗しても活かせる機器も無しなので、パス。

そこでSDカードの挿せるCardBus対応カードを探したところ、パナソニックBN-SDDAP3 と
DeLock 91481くらいしか見つけられなかった。BN-SDDAP3はVistaのドライバが無いらしいので、
最早 DeLock 91481 の一択。SDXC対応へのクレームめいたレビューがAmazonに出ていたが、
どうせSDHCの範疇でしかVistaのReadyBoostはできないので、関係無し。ReadyBoostの実践例を
webでは見つけられなかったので、人柱覚悟で購入。(ヨドバシカメラが安かったです。)

注文の翌日到着!
DeLock 91481入手後、取扱説明書も無いので、とりあえず挿してみたら、あっさりドライバが
インストールされて使える様になったので、SDを挿してみたが、やはりReadyBoostはできない。

無駄な買い物になったかと思いながらも、一応、CrystalDiskMarkでベンチマーク。

シーケンシャルリード/ライトは改善したものの512KBのライトは依然として遅い。
駄目もとで再テストをした所、なんと、ReadyBoostが可能に!! って何で??

ちなみに、内蔵HDDの速度は↓の通りで、

4KBはReadyBoostにより大分改善したことになるが、これはどれほど効果的なのだろうか...

性能は必要最低限だったが外観はバッチリで、完全にツライチになってます。

上から見たら飛び出しがないのがよくわかる