我が家の愛車(軽)のリモコンキーの樹脂部が割れたと嫁はんから報告。
壊れたリモコンキー、写真ではわかりにくいですが樹脂部にヒビが入ってる |
色々調べた所、純正の新品キーは結構高く、世の中にブランクキーというものがあり、それを使えば安く樹脂部を交換できるということだった。なんでも愛車に適合するのはTOY41というものらしい。
ブランクキーを使う場合には、普通、トヨタのリモコンキーで書かれている様に、
ブランクキー入手
↓
鍵屋さんにブランクキーを持ち込み合鍵作成(*)
↓
リモコン部を乗せ換え(精密ドライバ1本で可能)
という手順でやりますが、普通にやってもおもしろくないので、樹脂部のみを入れ替えてやろうと、奮闘してみた。
結果的に車のリモコンキーの握り部分の破損の対応_02で紹介されている様に金属部分を抜き取り、入れ替え、接着剤で補強し完成という作業でそれなりに使えていた。
<対策その2(今回)>
上記リンクで出ている様な、いい接着剤を使わなかったのが要因か、約1年でまたしても樹脂部が破損。
もう一回、樹脂部のみ交換は正直面倒だったので、普通の方法で交換しようとブランクキーを入手したのは良いが、(*)の部分で止まってしまった。
そう、つまり合鍵を持ち込みで削ってくれる店が近所で見つからなかった。
実際相談サイト等でもそういう事例は結構上がっていた。
もう鍵屋を探し歩くのも面倒なんで、自分で彫ってしまえ!ってことで、
ヤスリ利用によりブランクキーからの合鍵の作製
を参考に削ってみた、ダイソーのダイヤモンドやすりでw
これ一本で完遂! |
約1時間削り、概ね形ができたと所で、試し挿し。
トラブルがあった場合に備えて、一番使わない助手席のドアの鍵穴でトライ。
愛車の場合、対称に鍵のギザギザがあるので、普通はどちら向きに挿しても
シリンダは回るが、自分の彫ったものは片側しか回らない。
しかも回ったと喜んだのも束の間、挿した鍵が抜けない。
壊れること覚悟で力づくで抜いて事なきを得たが、
シリンダ内のタンブラーが引っかかって抜けなくなってるんだろうと推察し、
マスターの鍵とひたすら見比べながら調整を重ねることさらに1時間。
かなりスムーズに抜き挿しもできる様になり、どちら向きに挿しても回る様になった。
まぁ素人作成の鍵はシリンダを傷めるそうなので全くオススメできません。
ブランクキーを買う場合は削ってくれる当てを確保してから買いましょう。
そして、そもそも壊す前に、セルを回すときは、極力、金属部と樹脂部の境目付近を持って回しましょう。