2019年11月30日土曜日

中古PC購入記~親のためにVPCEH38FJを買う

親から連絡があり、ノートPCが欲しいと。
まずは「何はともあれ、画面サイズじゃ」と聞くと「デカいほうが良い」と。
「新聞4つ折りくらいで」っていうんだけど...

「いや、デカいそれはデカすぎるわ」と突っ込み入れて、
普通に売られている15.6インチと17インチの最安値を示してデカすぎるは高価であることを知らせると
「15.6インチでいい」ということになった。

そこで値段を示したことで、「もっと安いのは無いのか?」
「中古でもいい、3万円くらいで」という言葉出たので、MS Officeは要るのかを確認したところ、
「よーわからん」と言われ要求収集タイム終了。

ここから膨大な数の中古PCからぼんやりした要求仕様に合致するPCを探し出すという、無謀な旅が始まった。

流通量でいうとリースアップ品が豊富で安い。しかし数が多すぎるし、大体の場合は、数が多すぎて個々の写真を撮ってない場合がほとんどで、外観は期待できない。

絞り込みやすさとデザイン性(ここは親子ならではの暗黙の要求理解)でコンシューマ向けモデルに的を絞って探すことにした。
 
次にPC購入時に悩むのがMS Officeである。よーわからんと言いながら、実際使いだしたら必要だったという事が容易に想像できたので、付属するものを買うことに。

中古市場ではこれが曲者。
Office 201x Professional Plusを謳っているのは、ほぼ不正品と思ってよく、スルーするのだが、問題はプレインストール版 (PIPC) が付いているというもの。
PIPCライセンスは、製品と共に譲渡するのはライセンス的に問題ないという認識なのだが、明らかにそうでは無いものがゴロゴロ。どう考えても、発売時期からして、このバージョンのPIPCが付いてるのはおかしいんじゃないか?と思えるものが散見される。

結局、大手量販店でOffice 2016 Personal付というSony時代のVAIO(VPCEH38FJ)を購入した。
後で調べたところ、どうもMRRでセカンドライフを与えたPCに、小規模PC販売事業者向けのPIPC版のofficeをつけるという寸法の様だ。
認定のMRR業者がやっているのだから、この方法はライセンス的にOKだと思われるが、中古市場に流れている新しいPIPC版Office付きが、全てこの形態では無いはずなので、そこは注意すべき。

基本的にこれでぼんやりとした仕様を満たせるものを購入出来た訳であるが、ホットキーが効かなかったり、vaioレスキューが使えなかったり、付いている物理キーが使えないというのは、ちと悲しいと思って、リカバリディスクを入手してみることに。

本来的には、ソニーさんから買うのが正規で唯一の方法だが、税込み¥8k超えである。
で、ヤフオクなど見ていると ¥2k弱でVPCEH39FJ(上位機種)のリカバリが売られていたので入手してみた。
VPCEH38FJ vs VPCEH39FJ

図のように、ほとんどHDD容量とブルーレイドライブの有無くらいの差なので、いけるんじゃないかと思ってトライしてみたが、駄目だったorzきっちり「機種が違う!」って怒られた。
ソニーさん、ちゃんとしてる!→結局、リカバリは諦めました。

というブログ記事をVPCEH38Jのバッテリ持ちの確認の為に書いてみました。というオチです。