2016年7月18日月曜日

レッツノートのシェルドライブ蓋裏のツメが破損

何度か当ブログでも取り上げている愛機レッツノートCF-W5、先日から持ち運ぶ時にカラカラとなにか小さい部品が筐体内を転がる様な音がする様になっていた。

何かとてもマズい気はしていたのだが、何が原因か特定する気にもならず放置していたが、久々にCDを読み取ろうとして、異変に気付いてしまった。

光学ドライブ(シェル形状)の電源が入らないのである。
普通は手前に付いているスイッチを右にスライドさせればスイッチの内側のLEDが点灯し、蓋がパカッと開く訳だが、LEDも点灯しなけりゃ、蓋も開かない。

もう復活しないことを覚悟で強引に、蓋を開けてみた(※)ところ、蓋の内側にグラグラになった突起部を発見。少し触っただけで、あっさりと取れてしまったorz
よく見ると同じ様にツメが折れた様な形跡があった。

蓋の内側、赤丸3箇所に突起があった模様

どうもカラカラと音を立てていたのは、この突起部が折れた欠片の1つだったようだ。

また貧乏根性出して騙し騙しこのドライブが使えないかと思考錯誤してみた。

蓋の突起に対応しそうな位置を本体側で見てみると下図A, B, Cの3箇所に対応してそうと判断。
どうもCは毛色が違うみたいで、蓋が開いたときにディスクの回転を抑えこむ役割の模様。

シェルドライブ内部
爪楊枝をA, B, Cの三箇所に突っ込んで色々触っていると、時々ぱっと電源が入ってディスクが回ったりした。
どうも、 A, Bはスイッチの様だがどの様にしたらON状態になるのか掴めない。ただ一つわかったことはA→Bの順に爪楊枝を突っ込んであげないと動かないということ。

爪楊枝の先を折ってA, Bに突っ込んでセロテープで仮固定し電源が入ってディスクが回り出そうしてきたところをCもタイミングよく操作してセロテープで仮固定し、蓋は開けたまま、今回の目的は達せた。

しかし、せっかくの光学ドライブ内臓モデルなんで、なんとか修理したいところ。ちょっと悩んでいます。

(※)後からわかったことだが、電源が入らなくなった場合は強引に開けなくとも、背面に強制イジェクトスイッチ(エマージェンシーホールって呼ぶらしい)があるので、無理に開けない方がいいです。
(これは平時でも電源入れずにディスクを出したい場合などにも)