2014年2月13日木曜日

補助錠KXR-ED4Nのシリンダ交換

我が家の玄関ドアは、ピッキングされ放題タイプの錠前だと鍵屋に指摘されたので、
入居時に補助錠を付けてもらった。

その補助錠だが、以前からシリンダがまわらないことが多く、
先日、帰宅時ついに全く回らなくなった。

で、ちょっとググったところ、鍵穴にCRC系の油タイプの潤滑剤は厳禁とのこと。
嫁はんに確認したら、「以前から使ってるし、昨日も注したよ」と。
まぁ、自分も鍵穴専用の潤滑剤など知らなかったので、責められない、同罪w

先のリンク先によると、潤滑油を使ったら、ほとんどシリンダー交換らしいので、
自分の触れる範囲で確認してみようと、内側から取り外してみた。
どうも寸法が合致するシリンダさえあれば、シリンダ部だけの交換でいけそう。

現物がドアに付いているだけで、型番さえわからなかった。
わかるのは鍵等に刻印されているKAKENの社名のみ。

それで家研の公式サイトでカタログを見ていたところ、KXR-ED4Nだと判明。
付けてもらって5年以上経つのに、意外と製品サイクル長いんだなと驚き。

しかし、カタログを眺めても寸法が合致しそうなシリンダは無かった。
そもそも補助錠は既存のドアに増設目的の為、色々なドアに対応させる為、
シリンダ部が通常より長い様で、探しても通常のドア様は使えない様だ。

KXR-ED4Nをまるごとセットで買うのもいいかと思ったが、普通に
全部交換してもおもしろくないので、得意の貧乏根性で、1万円を切る値段で
買えるゴールのV-MDU-5を買ってみた。V-MDU-5のシリンダのみの
販売もあったが、もし単品で買って、KXR-ED4Nのサムターン部と
合わなかったら最悪なので、そこまでの冒険は止めておいた。

ちなみにV-MDU-5のシリンダは、KXR-ED4Nのものより太いが、
我が家のドアに開いてる穴は、V-MDU-5のシリンダが挿さる大きさであることは、
購入前に確認していた。

V-MDU-5を入手後、早速、V-MDU-5のシリンダ部を取り付けたところ、
シリンダのネジ穴は、KXR-ED4Nのシリンダ(4つ)とは違い2つだったが、
そこは購入前に確認済。

ただそのネジ穴の間隔はKXR-ED4Nと同じで、取り敢えず付けてしまったが、
シリンダは快調に回る様になったが、施錠/開錠後、鍵を抜く為に戻す回転が
異様に重い。
シリンダの径はV-MDU-5のもの(下)の方が大きい、KXR-ED4Nでカラー(小)装着時とV-MDU-5で12mmカラーを装着時を比較するとドア面からカムまでの長さはほぼ同じ

サムターン部をつけたり外したりして調べたところ、シリンダの鍵穴から
出ている棒(カムというらしい)の位置が違うのと、サムターン側のカムを
受ける部分(名称不明)の形状が違う(V-MDU-5が両側シリンダな為?)ことに
起因してそうだが、サムターン側の取り付け位置をほんの少しだけ下にすることで、
スムーズに動く様になった。

サムターン部の写真。カムを受ける箇所の位置が違う為、ネジ穴の位置等を変えないと全体交換は不可

今回、実質メインの錠前となってる補助錠を復旧しなければならなかったので、
急いだ結果十分に色々調べられなかったが、こうして記録を書く為、振り返ると
もう少し工夫できるところがあった様な気がしている。

とは言え、当り前だが、同じもので、全交換するのが確実。

表向きV-MDU-5で中がKXR-ED4Nとは、サムターン回し仕掛けてきた泥棒さんも
ビックリやろうなwまぁそんなまでして守る財産も無いんですがねw